クレジットカードは何歳までOK?年金受給者でも作れるの?

海外ではクレジットカードが必須

消費者金融や銀行では申し込みには下限の年齢から上限の年齢までが条件として記されています。例えば三井住友フィナンシャルグループのSMBCコンシューマーファイナンスのプロミスでは「20歳〜69歳まで」と決められています。

 

それではクレジットカードではどうでしょうか?
大手クレジットカード会社、人気の高いクレジットカードの利用条件を見ても上限の年齢は記載されていません。

 

クレジットカード 年齢制限
アコムACマスターカード 20歳〜59歳
エポスカード 満18歳以上(高校生を除く)
セゾンカードインターナショナル 18歳以上(高校生を除く)
セゾンパール・アメリカンエキスプレス・カード 18歳以上(高校生を除く)

 

年齢条件を見てみると消費者金融であるアコムのクレジットカードだけが年利上限があります。消費者金融が発行するクレジットカードは唯一アコムのみ。それ以外のクレジットカードでは年齢の上限がないことが分かります。

 

年齢上限がないなら何歳でも利用できる?

一つのキーワードとして「65歳」があります。会社を退職し年金受給者となる年齢です。現在は、退職後も再就職や再雇用として働いて収入を得る方も増えてきましたが、年金生活者も多いのは現状です。

 

クレジットカードには上限年齢が設定されていない。それなら「何歳でも利用ができる」のでしょうか。

 

実は、カード会社の判断によるものというのが非常に大きな問題です。クレジットカード会社では個別の上限年齢をはっきりとさせているところはほとんどありません。

 

クレジットカードにとって上限年齢はグレーゾーンである

 

クレジットカード会社に問い合わせてみると・・・

大手クレジットカード会社、デパート系列、信販系などさまざまなクレジットカードに「上限となる年齢と年金受給者」について問い合わせてみました。

 

残念ながらこの問題は「グレー」だという結論です。

 

年金生活者であってもその年金受給額もかかわりがあり、支払いを続けられる年齢も考慮して審査が行われるため一概には言えないとのこと。
これはどこのクレジットカード会社でも共通する回答でした。

 

ただし一部のクレジットカード会社から気になる回答もいくつかありました。

 

健康状態も確認する 既往歴なども申し込み後の本人への電話連絡で詳しく確認する
家族にクレジットカードについて承認 高齢になると病気などのリスクが高まり、支払いができなくなる可能性があるため支払額を引き落とすための口座を管理する家族が誰なのかを確認する

 

審査には一律の方法で行われているわけではありません。確実な支払いを行ってもらうために、どこのクレジットカード会社でも独自の審査を導入しています。

 

利用者調査をしてみると70歳で新規申し込みができたケースも、逆に67歳で審査に通らなかったケースもありました。「年齢」としてひとくくりにすることはできないようです。申込者の属性情報、これが審査では重要視されていることがわかります。

 

年金は収入として認められる!?

それでは年金だけで生活している方はクレジットカードは申し込みができないのでしょうか。

 

クレジットカード会社に問い合わせをしても「年金を収入として認めている」という具体的な回答はありません。やはり先ほどの話に戻りますが、年金だけを収入とできるかどうかはそれ一つに焦点を絞ることができない問題だからでしょう。

 

クレジットカードを利用したとして、その支払いができるのかどうか。

 

それは年金という収入を得ているから大丈夫とは一概に言えません。高齢だからこそのリスクはあります。

 

しかし利用者の声を集めてみると「年金受給だけの収入でクレジットカードの契約ができた」という声は非常に多くありました。さまざまな考慮すべき点はあるものの、限度額に注意を払って審査を行っている様子が見て取れます。

 

年金受給額
あるクレジットカード会社からの回答で、年金そう受給額が200万円を超えるかどうかという話がありました。もしかすればその受給額が審査を分けるカギになるのかもしれないと思い、利用者の声を調べてみると年金は月に15万円前後という方までが審査に通っている傾向が見えてきました。

 

高齢ではなくシニアと呼ばれる世代はターゲット層でもある

高齢者社会とも呼ばれる現代ではありますが、年金受給額は今が最後のピークともされています。時間にゆとりがあり、そしてお金にもゆとりがある世代ともとられています。

 

そもそもクレジットカードは「生活苦からキャッシングをする」ためのものではありません。消費者金融や銀行カードローンからのキャッシングと同じ債務ではあるものの、クレジットカードはそれとは「利用する動機」が異なるものです。

 

消費者金融などの申し込みでは年齢上限があり、年金を収入とはしていませんが、クレジットカードはそうではないということ。年金収入だけなのかという問題よりも、他社からの借り入れがあるなどの属性が非常に重要になってきます。