クレジットカードの仕組みは?

海外ではクレジットカードが必須

日本ではバブル期にクレジットカードが一躍そのシェアを広げました。商品を先に購入し、その支払いは後から行う。つまり、クレジットカードがその支払いを一時的に代行するというもの。商品と交換の現金主義とは違って、「支払うあてのある時代」です。

 

バブル期には年功序列で収入が上がっていくのが当然の摂理であり、先の収入の不安など考えられない時代でした。バブル崩壊以降、リストラが社会問題になったように先行きの見えない収入に消費者は怯え始めます。同時に、融資を行う金融機関、後払いを可能としていたクレジットカード会社は「後からの返済」「後からの支払い」の約束がつけづらくなっていたのも事実です。

 

とはいえ、日本にクレジットカードが誕生したのは1960年のこと。
アメリカでクレジットカード会社が世界で初めて設立されてから10年後です。
日本にクレジットカードが上陸してから翌年以降、次々と銀行系クレジットカード会社が生まれています。

 

Credit=信用する

クレジットはCredit、その直訳は信用、または信用するということ。その名の通りです。クレジットは信用があって初めて利用ができます。

 

そのため、クレジットカードを使って買い物をすることは「一定期間の信用」を指すもの。収支に関しても、債務情報に関しても、個人の信用情報を審査したうえでクレジットカード会社が契約を結んでいます。

 

 

クレジットカードはどこでも利用ができるのではなく、そのクレジットカードが提供するブランド(VISA、マスターカード、JCBなど)などが利用できる店舗でなくてはなりません。それが加盟店契約です。

 

商品を購入する、サービスを受ける、利用者はその支払いをクレジットカードで行います。会計時での使い方はいたって簡単です。

 

  1. 商品購入やサービスの提供を受ける
  2. クレジットカードを提示して、店側が用意した端末機に暗証番号を入力する
  3. 売上表送付(店側が行う)
  4. クレジットカード会社が売上代金を店に支払う
  5. 利用代金明細書が郵送される
  6. 支払日に利用代金の支払い

 

利用者は、カードを提示してサインをしたら、あとは約定の支払日に支払いを行います。基本的には口座引き落としとなっているため手間がかかることもありません。

 

利用代金をクレジットカード会社が代位支払いするということは、すなわち利用者が「確実に支払いをする」ことを信用してのこと。そのためには審査が行われ、信用に値するかどうかを入念に調査しています。

 

身分証明としては使えない

確かにそのクレジットカードには信用があります。公的な発行ではないため身分証としては利用できないものです。

 

しかし、本人であることを証明する書類としてクレジットカードが認められるケースも出てきました。公的機関でも身分証明書の提示として写真付きの身分証明書がない場合、保険証のほかキャッシュカードやクレジットカードがサポートとして認められているところもあります。