海外旅行に便利なクレジットカードの必須条件

海外ではクレジットカードが必須

日本人が海外に行く、珍しいことではなくなりました。飛行機でも格安プランがあり、国内の旅行よりも安く済むことすらあります。しかし、海外旅行者が現金を持ち歩くことがいかに不便であるのか、いかに危険であるのかという認識はまだまだ低いといわれています。

 

現在日本国内にどれだけのクレジットカードがあるかご存知でしょうか?
実は1000種類を超すといわれています。
その中でどのようなクレジットカードを選べばよいのか、さらに海外で使うとして考えるとなかなか簡単に決められるものではありません。

 

なぜ海外旅行にはクレジットカードが必要なのか?

@会計の基本はクレジットカード

日本はまだまだ現金決済社会です。しかし海外では現金決済社会ではなくなっています。クレジットカードの決済が主流であり、現金では会計ができないことすらあります。

 

クレジットカードのキャッシング機能を使うと現地通貨で引き出しができますが、これも便利な方法です。両替をするよりも費用が抑えられることも少なくありません。

 

Aカードが信用につながる

公的な身分証明書として利用できるものではありません。しかし海外でも日本と同じように「クレジットカードを持つためには審査」が必要であり、信用に値するものです。

 

そのためデポジットを回避することもできます。

 

デボジットとは
日本とは違い海外では、料金ほかに「取りはぐれ防止のための一時金」が必要になることがあります。それがデボジットです。一時金を渡し、トラブルなく過ごして最後の会計になればデボジットは返金されますが、クレジットカードで事前に支払いを行うことで一時金の預かりはありません。

 

B現金を持ち歩かない安心

日本人観光客が海外で盗難にあった、強盗にあったというニュースは後を絶ちません。特に銃社会の国では日本人は防弾ガラスが装備されている車を利用するのが一般的というところもあります。最近オリンピックが開催された国で、防弾ガラスの重さからリッター200メートルしか走らないことも話題になりました。

 

観光客はいかに荷物を少なくしていても「明らかな観光客」です。観光地で写真を撮影する、建物を珍しそうに見上げながら歩く。私たちが日本で、観光客か日本に居住しているかが想像がつくように海外でも同じことです。

 

現金を強奪されてしまえばそれで終わりです。クレジットカードであれば万が一盗まれたとしても利用停止をすぐに行うことで被害は最小限に抑えることができます。

 

C海外旅行保険

海外旅行先でケガをした、病気になった、となれば当然病院にかかります。日本の保険はもちろん適用されません。例えば骨折入院で700万円、風邪で診察を受けただけで3万円というのも少ない話ではありません。

 

いついかなる時に病院にかからなければならない状況になるかしれません。あらかじめクレジットカードに海外旅行保険がついていれば万が一の時にも安心です。

 

Dトラベルサポート

クレジットカードによって無料で受けられるサービスが異なります。海外では何がトラブルにつながるのかが分かりません。外国語を猛勉強して向かったものの、なまりが強くてわからなかったというのは海外旅行あるあるです。

 

  • 翻訳サービス
  • チケットの手配
  • パスポートを紛失した時のサポート
  • 観光情報の問い合わせ

 

さまざまなサポートサービスが用意されているため「海外旅行のためにクレジットカードを作る」場合にはサービス内容の比較もしておくとよいでしょう。

 

海外旅行用のクレジットカードはどのブランド?

これから旅行する国では主流となっているブランドはどのクレジットカードなのかを調べることも大切です。

 

海外旅行用としては「国際ブランド」の中でも主要となる2つのブランドがあります。
VISAとMasterCardです。

 

JCBはに海外でも利用できるものの、使える場所は少ないと考えておきましょう。
日本人が多く訪れる観光地であれば使える場所は多くありますが、VISAやMasterCardに比べると利用できる店の数は圧倒的に少なくなっています。

 

JCBでもお得になるサービスがある

クレジットカードとして使えるお店は少ないものの、JCB会員専用のラウンジもあります。
世界の主要都市9か所(アメリカ、韓国、台湾、中国、シンガポール、タイ、フランス)にJCB会員が自由にくつろげる場所です。

  • インターネット、プリントアウト無料サービス
  • 日本語新聞、雑誌の閲覧
  • 現地ガイドブック、情報誌の閲覧
  • ドリンクサービス
  • マッサージ機
  • レンタル傘サービス
  • 荷物の当日中一時預かりサービス

 

これから向かう国で利用ができるならば持っていて損をするようなカードではありません。

 

短期旅行ならVISAかMasterCardどちらかで十分

海外ではVISAとMasterCardなら支払いに困ることはありません。短期間の旅行であればどちらか一枚を持っていれば十分でしょう。海外のほとんどの店で支払いに利用ができます。

 

長期滞在ならVISAとMasterCardの両方

ただし長期になる場合にはそれぞれのブランドカードを持っていると安心です。
万が一1枚を紛失してしまった場合、もしくは磁気異常で使えなくなった場合でももう1枚があると発行までに時間がかかったとしても心配はありません。

 

知っておくと便利な海外クレジットあるある

@クレジットカードの支払い回数は?

日本ではクレジットカードで支払いをすると
「支払い回数は何回になさいますか?」
「支払い方法はどうなさいますか」
と聞かれるもの。
海外では支払い回数をこたえる必要はありません。
なぜなら「聞かれないから」。

 

海外でのクレジットカードは支払い方法を選べません。
実は支払い方法を選択できるというのは日本だからこそのシステムです。

 

〜海外キャッシングの支払い方法に注意!〜
リボ払いとなる場合も1回払いになる場合もあります。
クレジットカードによって違いがあるため、事前に必ず確認しましょう。

 

A両替手数料の節約を!

為替交換手数料の節約になるのがクレジットカードでの支払いです。
クレジットカードの手数料は1.3%〜2.0%程度。
それに比べて空港で両替をする場合には手数料が4%〜10%ほどかかってしまいます。
主要通貨ではない場合、その交換手数料は高くなってしまうため、手数料を抑えるためにもクレジットカードでの支払いはお得になります。

 

B経費ならわかりやすい!

海外旅行ではなく海外への出張の場合。
経費として後日会社に申告しなければならないとしてもクレジットカードであれば明細が明確になるため役立ちます。

 

C意外に多い!磁気トラブル

クレジットカードには磁気は厳禁です。
もちろんその理由は磁気ストライプ異常となって使えなくなるため。

 

日本で生活をしているとそれが磁気を帯びるものであるのかどうか判断がつきやすいものです。
ところが海外になると思わぬところで強力な磁気を持ったものがあります。
インテリアとしてはもちろんのこと、列車の待合にあるボードが磁気性で寄りかかっていたらクレジットカードが使えなくなっていたということも。

 

D海外でのケガ!病気!

想像を絶する治療費がかかる、それが海外です。
海外傷害保険に加入していなければ到底支払える金額ではありません。
いくつか例を見てみましょう。

 

・アメリカで交通事故により右手骨折、手術をして5日間の入院
 →229万円
・ギリシャで肺炎、28日間の入院
 →305万円

 

入院、手術となればもちろん大きな金額になりますが、風邪などで受信をしても3万円から10万円は覚悟しなくてはなりません。
気候が違い、湿度も温度も違う国に行く。
交通状況も違い、路面の材質すら違う国に行く。
ケガや病気に対する備えは必ず必要です。

 

E有効期限切れ!?

海外旅行のためにクレジットカードを作ったのであれば問題はありませんが、クレジットカードには有効期限があります。
現在お持ちのクレジットカードの有効期限はいつになっているのか、確認しておきましょう。

 

海外でのクレジットカード、必要な特典はコレだ!

それでは最後に、「海外に行くためのクレジットカードに必要な付帯サービス」をチェックしましょう。

 

  1. 海外旅行少額保険付
  2. 日本語対応トラブルサービス

 

新たに保険を契約するよりもクレジットカードに付帯されていたほうが断然お得です。
万が一の備えは必須ながら、海外保険へ加入するには空港でも対応があるものの1万円近くかかってしまいます。

 

トラブル時、困ったとき、わからない時にも万全の体制ができている24時間日本語対応のサポートも、一般的には契約して有料となるサービス。
それを無料で利用ができるのであれば備えあれば憂いなしです。

 

海外旅行の1か月前には準備を
急な海外でもない限り、クレジットカードは余裕をもって申し込みを行わなくてはなりません。最近のクレジットカードは申し込みをしてから手元に届くまでに1週間程度と短くなったところも増えてきましたが、数週間かかることが一般的です。